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社会起業支援サミットとは

市民が「社会起業家」と協働するチャンスを作るイベント

経済産業省の発表したデータ(2008年・春)によると、「社会起業」について日本人の84%が知らないそうです。

ほとんどの人が知らないままでは、「いま自分が抱えている切実な悩みも、社会起業家が従来にはなかった新しい仕組みで解決してくれるのかもしれない」 という希望を一般の市民が持つことはできません。

そこで、社会起業家の活動をもっと多くの人に知ってもらおうと、昨年、私たちは「社会起業家支援委員会」(CCC)という任意団体を立ち上げ、 極力お金をかけない知恵を生み出しながら、早稲田大学の大隈講堂で「社会起業支援サミット2008」というイベントを開催しました。 全国から社会起業家10団体と市民300名以上を動員し、下記のミッションを完遂したのです。

  • 社会起業家の求める支援の一つである広報術の無料レクチャーを実施する
  • 一般市民に直接、社会起業を知らしめ、社会起業家との人材マッチングを行う
  • 報道関係者が社会起業を学べる機会を提供し、広報支援をとりつける

私たちの活動の成果もあってか、最近ではテレビ番組や雑誌で特集が組まれるなど、「社会起業家」の活動が少しずつ知られるようになりました。 「社会起業家になりたい」という学生も増えてきました。しかしながら、まだ全国的に浸透しているとは言えず、 街おこしや子育て支援などで活動されている地方の社会起業家について深く知る機会があまり多くありません。

社会起業支援サミット、全国展開

今年(2009年)は、昨年の実績と反省点をふまえながら運営マニュアルと運営スタッフ向けFAQをオンライン上で配布し、全国47都道府県での地元開催を呼びかけています。 7〜8月に集中してサミットを開催することで、300 人×47=1万4千人以上の市民が「地元のヒーロー」である社会起業家の活動を知り、協働していけるチャンスを作っていく予定です。

今年は次の「6つの支援」を全国共通のミッションとし、遂行します。

  • サミット当日の本番前に、社会起業家向けに有益なイベント・無料講座を行う
  • 市民300人に社会起業家が事業と「今欲しい支援」について15分でプレゼン
  • 当日終了後に市民10人と社会起業家が会場近辺で「カフェ・ミーティング」
  • 参加した市民300人の連絡先・人脈などのデータを出演された社会起業家に提供
  • 新聞、テレビ、雑誌など報道関係者の取材を招き、社会起業家の認知を拡大
  • 社会起業家インタビューをブログで、プレゼン映像をYoutubeに紹介して広報支援
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